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革新的ソフトウェアで
手軽に肺血流・呼吸機能の
視覚化を

非造影で患者負担の少ない肺血流検査

Original
FFT filter

肺塞栓症の鑑別やその治療効果判定など、肺血流を評価したい場面は数多くあります。しかし、被ばく量が多く、また副作用の出る可能性のある血管造影は頻回に行うことができず、不便さを感じながら日々の診療に臨んでいる先生方も少なくありません。
RadwispはX線TV装置から出力される胸部X線透視動画を解析し、肺野において心拍と同じ周期で変動している成分を可視化します。低被ばく・造影剤なしの撮影と、数ステップのシンプルな操作で肺血流情報を得ることができます。既存の血管造影法と組み合わせて使用することで、患者負担を減らしながら、臨床上必要な情報を取得することが可能になります。

新たな呼吸機能評価ツールとして

Normal
COPD - GOLD II

Radwispで可視化できるのは心拍と同じ周期で変動する成分だけではありません。抽出する周波数を調整することで、呼吸と同じ周期で変動する成分も可視化することができます。
スパイロメトリーによる呼吸機能検査では時間的な機能評価は行えるものの、どの部位の機能が弱まっているなどの空間的評価は行えません。逆に肺シンチグラフィの場合は空間的評価は行えるものの、時間的評価を行うことはできません。Radwispは時間的・空間的評価を同時に行うことができる新しい評価ツールであり、これまでにない理臨床上有用な情報を取得することができると期待されています。

Radwisp公式チャンネルで、様々な症例の画像を解説しています

Radwisp YouTubeチャンネル

論文発表

Successful visualization of pulmonary embolism using fluoroscopic video analysis in a patient with iodine contrast allergy: A case report. Hijikata S, Sakurai K, Takahashi Y, Azegami K. European Heart Journal - Case Reports. 2022;6(10).
Dynamic pulmonary circulation without contrast media for an acute pulmonary thromboembolism. Fukamachi D, Okumura Y, Tanaka M. European Heart Journal - Cardiovascular Imaging. 2021;23(5).

臨床での利用が始まっています

Radwispは2018年に日本国内の医療機器認証を取得した単体のソフトウェアです。既設のX線TVシステムから出力されるDICOM情報を使用するため、下記のステップで、比較的容易に導入することが可能です。

  1. 1既設X線TVシステムとの適合性確認
  2. 2Radwisp用の撮影設定をX線TVシステムに追加
  3. 3RadwispをインストールしたPCを院内PACSに接続

肺血栓塞栓症や、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、幅広い肺疾患の診断補助や、COVID19により実施に注意が必要となったスパイロメトリーを補足する呼吸機能検査など、実用化が始まっています。臨床現場で得られた知見についてご紹介するweb講演会を準備中ですので、日程など決まり次第改めてお知らせします。

メーリングリストに参加する

※web講演会の予定や研究成果など、最新の情報をお届けします。

お問い合わせ

Radwispは胸部X線透視動画を解析し、肺血流や呼吸機能を可視化するためのソフトウェアです。低被ばく・造影剤なしの撮影と、数ステップのシンプルな操作で肺血流や呼吸機能を画像化することができます。詳しい説明を聞きたい方、デモをご希望の方、臨床研究にご興味のある方など、お気軽にお問い合わせください。

国内代理店
株式会社メディオット
〒162-0803
東京都新宿区赤城下町18-2 1F
03-5938-5546
Radwispは2016年に放射線科医とソフトウェアエンジニアによって創業された、医療ソフトウェアを開発するシンガポールを拠点としたベンチャー企業です。循環器内科や呼吸器科の医師とも連携し、医学的なフィードバックを素早く製品に反映させることができるチーム体制を整えています。